森木銀河の職務経歴書
date:20241129
大学組織におけるシステム運用とデータ駆動型の意思決定支援、人材育成に従事。特に、データを情報として活用するための仕組みづくり、生成AIの活用による業務効率化と人材開発に注力し、九州大学および他大学のDXの推進を支援した。生成AIに関する豊富な知見と研修の企画・実施経験、データ分析の経験と、多様な関係者との協働実績を有する。
項目 | 内容 |
---|---|
氏名 | 森木 銀河 |
生年月日 | 1994年10月5日生まれ |
学部 | 京都産業大学 理学部物理科学科 卒業 |
大学院 | 筑波大学大学院 教育研究科 理科教育コース 修了 |
主な資格 | 高等学校教諭専修免許状(理科)、3級知的財産管理技能士、G検定 |
主なスキル | 生成AIコーディネート、データアナリティクス、業務効率化 |
使用ツール | Python3,Docker,Git,VSCode,PostgreSQL,Tableau |
趣味 | コーヒードリップ、読書、アート鑑賞、OSS開発、ollama |
バックオフィスのAI活用を推進するために人材開発とユーザー体験をデザインし、多様な業務を担う職員によるDXを効果的に支援します。
期間 | 所属 | 役職 |
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2019/04 - 2021/10 | 東京都市大学 世田谷キャンパス総務部管理課 | 専任事務職員 |
■ 特筆すべき実績
期間 | 所属 | 役職 |
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2021/11 - | 九州大学 インスティテューショナル・リサーチ(IR)室 | 学術推進専門員 |
用語解説:
Institutional Research(IR)...高等教育機関における意思決定や計画立案を支援するための情報収集・分析活動の総称
学術推進専門員...九州大学において特殊性を有し高度かつ専門的な知識等を必要とする全学的な業務および研究活動業務を遂行する高度専門職
■ 特筆すべき実績
■ 特筆すべき実績
生成AI技術の早期キャッチアップを経て、全国の国公私立大学で教職員の生成AI利用・活用のための研修、ガイドラインの策定支援を実施。延べ約2000人(2024年9月13日現在)の教職員に研修・講演を実施し、高い満足度を獲得。業務との関連度・有用度を高く評価されている
所属組織に留めず、生成AI活用や動向の知見を公開
過去全ての研修実績:Researchmap - 講演・口頭発表等
用語解説:
FDとSD...大学の教育・研究・運営の質を向上させるための研修活動。
FD(Faculty Development)は主に大学教員を対象とした教育能力の向上や教育の質の改善を目指す活動であり、
SD(Staff Development)は大学職員の能力開発や資質向上を目指す活動である。
開催日 | 大学名等 | 研修名 | タイトル |
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2023/07/11 | 文京学院大学 | 全学FD | 生成AI時代における大学の現在地を探る |
2023/12/06 | 愛媛大学 | 大学職員のための生成AIコーディネーター養成講座 | 大学業務における生成AI入門 |
2023/12/12 | 早稲田大学アカデミックソリューション | 大学業務ソリューションセミナー | 大学業務における生成AI利用の体系 |
2024/06/20 | 九州大学 | 大学教職員職能開発FD | 大学業務における生成AI活用の現在地 -基本編- |
2024/08/27 | 日本マイクロソフト 佐賀大学 |
大学業務における生成AI利活用セミナー | 大学職員は生成AIを「実際に」活用できるのか |
九州大学FD「大学業務における生成AI活用の現在地 -基本編-」のスライド資料。AIを取り巻き変化する社会の中でAI利用者としての大学職員や大学組織に求められる認識や営為について、AI事業者ガイドラインをもとに説明している。
その他資料:SpeakerDeck
動画教材「大学業務における生成AI入門」ほか、研修のアーカイブ記録を保存している。
国内で最も早く作成・公開された大学の生成AIポリシー一覧。データベース版も公開中。 東北大学のHPをはじめとする各所で引用されている。
被引用例: ChatGPT等の生成系AI利用に関する留意事項(教員向け)
大学職員のためのプロンプトガイド。Prompt Guide for University staff。 2023年11月30より大学職員・大学教員が生成AIのリテラシーを身に着けるためのドキュメントプラットフォームを運用している。 チャットボット付きプロンプト集のほか、生成AIリテラシーを身につけるためのコンテンツを用意した。
論文:大学職員のためのプロンプトガイドの開発 ―人材開発における生成 AI 利用者と生成 AI の関わりに焦点を当てて―
P4Usの他、2023年3月よりnoteに生成AIに関するナレッジを逐次公開中。
参考:
Difyを使用して大学教職員のためのAIプロダクトを試行的に開発・無償で公開中。成果の一部を生成AI in 福岡 福岡生成AI 活用Meetup Vol.1や国立情報学研究所が主催する大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」にて報告。生成AI in 福岡のLT資料がXのDify日本公式アカウントにも取り上げられている。
参考:
使用しているLLM:Command R+
大学職員としての経験が豊富なおじいさんの人格を持つAI会話アシスタントです。ユーザーとの対話を通じて、極端な考えに陥っていないかを確認し、より広い視野や相対化、対立する見方を提供します。完全に中立的な立場を取るのではなく、大学職員の立場から優しく共感しながら、異なる考えや習慣を持つ人々との共存について知恵を提供します。
使用しているLLM:GPT4o mini,Command R+
ユーザーがアップロードしたスクリーンショットを分析し、ビジネス環境や作業状況に関する詳細な洞察を提供します。
使用しているLLM:GPT4o mini
ビジネスプロセスを視覚的なシーケンス図に自動変換するAIアシスタントツールです。ユーザーが入力したビジネスプロセスを解析し、関係する人物や部門、システムなどの参加者と、各ステップの流れを特定します。そして、これらの情報を基に、矢印や図形を使用した分かりやすい図表を生成します。
使用しているLLM:GPT4o mini,Gemini1.5 Pro,Claude3 haiku
文章校正と改善を支援するAIベースのツールです。ユーザーが入力した文章を分析し、接続詞や副詞の使用、論理構造、表現の自然さなどの観点から改善点を特定します。AIアシスタントが文章を段落ごとに詳細に検討し、より明確で読みやすい表現への修正案を提示します。